社会医療法人芳和会 | 芳和会とは

　芳和会の歴史は、1951年に熊本保養院の開設に始まりました。精神医療を中心に据えながら、熊本大水害、三池の炭塵爆発による一酸化中毒への取り組み、興国人絹八代の慢性二硫化炭素中毒症問題、そして水俣病問題など、医療の現場からの追求が労災職業病問題、公害問題の取り組みの道を切り開いてきました。これはまさに「働くひとびとの医療機関」として患者さんの人権を守り、患者さんの立場に立った医療を貫いてきた人々の歴史です。
　精神医療の分野では、熊本においても先進的な役割を果たし、共同作業所づくりやグループホームづくりなど多くの機関・地域とともにネットワークづくりを実践してきました。
　私たちは、科学とヒューマニズムを持ってその実現の道筋を開拓していく地道な努力を惜しみません。いのちを守り、人間らしさ、人間的自由の豊かな発展を願う私たちにとって必要な資質を備えるため、豊かな感性、伸びやかな想像力、持続的な探求心、確信と連帯をなによりも大切にします。
　私たちは、「非営利・協同」の社会医療法人として、科学的管理と民主的参加を大切にし、「いのち」を尊ぶ社会をつくっていくために積極的な役割を果たします。

1951年

5月

医療法人（社団）芳和会設立　理事長：平田宗男

7月

熊本保養院開設（23床）

1954年

2月

全国民医連に正式加盟

1968年

8月

下通診療所開設

1969年

11月

定款変更＝持分放棄を決定

1972年

11月

下通診療所閉鎖

12月

平和診療所開設

1974年

1月

水俣診療所開設

9月

熊本県民主医療機関連合会結成

1976年

2月

希望ヶ丘診療所開設

11月

菊陽病院開設

1978年

3月

水俣協立病院開設

1981年

10月

熊本保養院を菊陽病院に統合

10月

くわみず病院開設（64床）

1982年

4月

菊陽病院増床（315床）

1987年

10月

くわみず病院増床（100床）

1990年

4月

水俣協立理学クリニック開設

12月

水俣協立病院増床（55床）

1991年

11月

八代中央クリニック開設

1992年

1月

平和クリニック開設（改築・名称変更）

7月

くすのきクリニック開設（希望ヶ丘診療所移転/名称変更）

1993年

4月

グループホーム竜田寮開設

1995年

6月

グループホームすみれ荘開設

1996年

5月

訪問看護ステーションくすのき開設

1997年

1月

特定医療法人認定

1998年

6月

訪問看護ステーション協立開設

2000年

1月

訪問看護ステーションすなとり開設

2月

訪問看護ステーションきくよう開設

9月

水俣協立病院リニューアル（60床）

10月

菊陽病院歯科開設

2001年

4月

きくよう地域生活支援センター開設

2002年

4月

天草ふれあいクリニック開設

6月

水俣協立理学クリニックを神経内科リハビリテーション協立クリニックに名称変更

2004年

10月

グループホーム桜並木寮開設

10月

くわみず病院リニューアル

2008年

3月

訪問看護ステーションくすのきを訪問看護ステーションすなとりに統合

4月

くわみず病院歯科開設

2011年

4月

菊陽病院リニューアル

2012年

4月

社会医療法人認定

2014年

11月

八王寺の杜開設（訪問看護ステーションすなとり移転／名称変更）

2018年

7月

くすのきクリニックリニューアル

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